第4回paperChart ワークショップ
第45回日本歯科麻酔学会総会・学術集会(松本)においてpaperChartワークショップを行いました。自動麻酔記録装置を使用している受講生も多くおられ、自動麻酔記録に対して関心度も高くなっております。
本ワークショップでは埼玉医科大学麻酔科教授岩瀬良範先生による講演が行われました。読めない麻酔記録は麻酔記録ではない!!というところから自動麻酔記録の意義をお話しいただきました。 大野由夏先生(PCについては右クリックが何かわかる程度の全くの素人)による専門用語を全く使用しないワークショップが行われました。”敷居を低く”がこのワークショップの特徴です。
そしてマニア向けの発表もご用意いたしました。
今村先生は自作のpaperChart設定アプリケーションをご披露いただきました。かなりインパクトあります。papercharの設定は全く触ったことがない人には若干敷居が高いのですが、ボタンの大きさや色、位置を変えたい場合、GUIで設定できるように工夫されたものです。まだ未完成の部分があるようですが、完成を待ちたいと思います。
牧野先生にはここまで変えられますpaperchart! ということでかなりマニアックな変更を加えたpapaerChartをご披露いただきました。鎮静法に特化したチャートです(ダウンロード可能です。下をご覧ください)。
最後に岡山労災病院麻酔科齋藤智彦先生には、導入にあたりpaperChartのどこを設定すればすぐに使えるのか?という基本的な改変(各病院での麻酔担当医、術者、看護師、衛生士)の仕方や薬剤のメニューの変更の方法など教えていただきました。またpaperChart.netのご紹介からサポート体制、法人化に向けての構想についてお話いただきました。
皆さん楽しんでいただけたものと存じます。主催者として参加者の皆様、講師の皆様、ご協力いただきした医療機器メーカー、関連会社の皆様に厚く御礼を申し上げます。2017.10.16 明海大学 小長谷 光
ご不明な点はhkohase@dent.meikai.ac.jp 小長谷までご連絡ください